ちょっと記録として残したくての記事です
実際にこの家を売るという選択肢があるということを認識したのは
おばの世間話からでした
おじの認知症が進んで俳諧に近くなって
ある日羽田の方まで出かけて帰れ無くなった事件から
おじおば二人の生活が不安になった様で
いとこたちと話し合った
ということだったので
多分ここを引き払って...というはなしなんだろうなと思いました
おじと母が兄弟なのですが、この家は福島から出てきた母とおじの為に祖父が力を貸してくれての購入となった様です。
建物は一つになっていて土地の名義は途中で分けました。
私の両親のこの家を離れたくないという気持ちがどうしても前面に出ているので、まだはっきりとは聞いていないのですが、私と話をしたいという要請はいとこから来ています
私も是非話を聞かせてほしいと父から伝えてもらっています
最初は年老いて二人暮らしをしているおじとおばの気持ちはきちんと受け止めたいという気持ちがあったので、取りあえずの選択肢には売るということが私の中にも浮上しました
但し、その後どうする?
という所で「無い」という方向に行ってしまっていたのですが
突然私の中で妹の存在が浮上します
一件挟んで隣に妹夫婦が住んでいます
子どもたちも成人し一人は渋谷に一人暮らし一人は結婚して間もなく沖永良部島に引っ越します
妹は現在介護センターのセンター長という職につき家のローンが残っているという事情もあり日々忙しく働いているのですが
リュウマチと股関節を患っていてかなり辛そうだと聞いています
実際あまり接点も無く仲の良く無い姉妹です(笑)
義弟と姪たちとはすこぶる仲良しなんですけどね
まあ、話しはちゃんと出来る関係です
そこで
売ったお金をお家のローンに回してもらって両親を見てもらおうかなと思ったのです
妹も辛い体に鞭打って働くのではなく、もっと楽な気持ちで仕事に向かってもらえれば取り敢えず二人で生活できている両親を暖かく見守ってもらえるのではないかと考えました
一緒に住んでいる私の長男と長女と孫は、いい機会です、自立してもらおうと思いました
そんな漠然とした思いを持ったのですが
一昨日いきなり事態は急変します
家の中に見たことのない虫が多数飛び回りました
私の中で「時は来たんだ!」と確信を持ちました
たぶん、白アリの発生だと思います
50年も経った家なので、何でも有りです
この駆除にお金を掛ける時では無いなと...
取り敢えず先のことを考える為にもと土地の査定を依頼しました
まあ連休中なので回答はパラパラと概算程度がやって来たのですが
そうだろうな
という感じでした
そう思って改めて考えると
涙の止まらない私がいます
今まで全ての想い出を包んでくれたこの家を壊すとなると
想像も出来なかった、いたたまれない気持ちになりました
そして、祖父の援助はあったものの、家の借金と言いながら当時あれだけ苦労していた両親の残したものがこれだけの価値かーという思いもありました
いずれにしろこの計画は実行することになるだろうと思っています
余程の対案が無い限りこの道は最良の選択肢と思っています
そして私は
自立の道を切り開いた訳だし
きっと贅沢をしなければ食べていけるようになると思いこんでるし
大丈夫!!
ということで
さて
頑張りましょう
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